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ギャラリーYDS 臨時休業のお知らせ 4月10日(金)

2015年4月10日(金)

大掃除の為、一日お休みを頂きます。
急なお知らせで申し訳ありませんが宜しく御願い致します。

陶芸家「 竹下鹿丸 」さんの作品お取扱がはじまりした。


<益子へ竹下鹿丸さんを訪ねて>

 2月11日の建国記念日の朝、東京の秋葉原よりバスに乗り込み出掛けた先は益子でした。偶然にも40年の時を経て濱田 庄司の登り窯に火が入り、窯焚きをしている益子参考館にも偶然に立寄ることが出来きました。巨大な登り窯に火が入ることで、まるで息を吹き返した生き物が如くモクモクと煙と炎を上げるその姿は、まさしく人と炎と窯が一体になり、今まで死んでいたかのように眠っていた窯と、窯場がとても大きなエネルギーに包まれ、まるで別の場所を訪れたかのように感じられました。奇しくも、現在京都の五条坂界隈には五つの登り窯が存在しています。が、これはもちろん現役の窯としては使用されているはずも無く、文化的な側面からの保存・活用がされている窯は、その中でも河井寛次郎記念館の登り窯一基のみとなっています。(※現在、京都の大学・市民レベルで五条界隈の登り窯保存と復活の取組みがスタートしたばかりです。)


そんな感慨深いことを心の片隅で感じながら、今回の旅で工房を訪ねさせていただいたのは、穴窯による焼き〆の器を中心に制作されている「竹下鹿丸」さんでした。西日本のエリアではほとんど名前を聞くことの無い陶芸家さんですが、益子の荒々しい陶土を中心に、自身で設計・構築した窖窯の特性を研究し、日々改良を重ねていくことで、窯内部の複雑な温度上昇をコントロール、火前、火後ろと、それぞれの場所に合った原土の選択や調合をされています。

ご両親の代から益子の地で焼物をはじめられ鹿丸さん。彼で陶芸家二代目となる訳ですが、その飾り気がない人柄、そして木訥とした潔さが、焼き〆や自然灰釉を使った器、ときには磁器の薪窯焼成をされて創り出される作品に現れています。一般的に陥りがちな必要以上の過剰な薪窯への意識が無く自然体であるところ、やはりそれが鹿丸さんの鹿丸さんらしい所以なのかもしれません。そしてそのことは、東日本大震災震→翌年には益子で起った竜巻。そんな立て続けに襲った大きな災害にあっても、自分のやるべき仕事をただ真っすぐに見据える姿勢、がそのことを顕著に表しています。優しくありながらも鋭い表情、現代のあるべき焼〆のスタイルを彼自身の生き方が作り出しているのだと思います。

竹下鹿丸 プロフィール
1977年 栃木県益子町生まれ
1998年 栃木県立窯業指導所卒
2000年 栃木県益子町にて薪窯を築く
2015年 現在、栃木県益子町にて作陶




ギャラリーYDS 店主

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電話 075-211-1664 FAX 075-231-2161
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※遠方にお住まいのお客様は、お電話、メール、FAXでのご注文も可能でございます。
メールの場合は詳しいお写真を添付させていただくこともできます。
どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。


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【Gallery space】作家の器と生活道具のお店 

 ショップ&ギャラリーYDS

京都の佇まいが今でも多く残る町並みのなかに、ゆったりとした時間の流れるお店を営んでいます。陶芸・ガラス・木工・漆・金工など、器や生活道具を中心としたセレクトで日本の美しい手仕事を御紹介しています。☆企画展・イベントも随時開催。

〒604−0013京都市中京区新町通二条上ル二条新町717
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OPEN:11:00〜18:00 営業日:月曜日〜土曜日 
※日曜日・祝日・第2土曜日は予約があった場合のみ営業します。
お気軽にお電話またはメールにてご予約ください。
(年末年始とお盆を除く)
※企画展開催日以外は常設展示にて通常営業致しております。

 H P    : http://www.takahashitoku.com/

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艸田正樹 × 鎌田克慈 二人展  展示会風景  2月21日〜3月1日



  

  

  

  

  
 

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艸田正樹 × 鎌田克慈 二人展 作品紹介2  2月21日〜3月1日

 南北に長い石川県には、輪島と山中に日本を代表する漆器の産地があります。1977年  東京生れの鎌田さんが漆に出会ったのは東北芸術工科大学時代のことですが、その後本格的な漆の世界に飛び込んで行くのは、大学卒業後の石川県立輪島漆芸技術研修所 きゅう漆科に入学。塗師・赤木明登さんに師事してからのことだと言えます。御礼奉公を経て2006年に独立した鎌田さんは、現在 輪島市門前町の海の見下ろせる高台に自宅兼工房を構え、家族三人での能登生活を満喫しながら、乾漆技法による器制作を愉しまれています。今回の二人展に至った経緯は、お二人の作品を拝見した時に感じる「柔らかく揺らぐ様なイメージ」にあった訳ですが、共に少数派の「乾漆」「ピンブロウ」という技法で制作に取組んでいること以上に、ふたりの器には人間がコントロール出来る領域を越えた、ゆるやかな自然の力が根底に潜んでいます。そして、鎌田さんが独立にむけて自分のつくりたい漆の器をイメージしたとき、先ず最初に頭に浮かんできたのが同じ素材の漆ではなく、その時すでにガラス作家として作品を発表していた、艸田さんのガラスの器だったそうです。そのことは初めて三人で打合せをしたときに聞かせていただき私も正直驚きました。このお二人での展示会を企画したこと、それは偶然では無く必然の出会いだったと今更ながらに感じています。

鎌田さんの「乾漆器」自らデザインした木型に麻布を貼り、何度も漆を塗り重ねて行くことで器になっていく乾漆ですが、塗りの回数の多さから、食器のような量産には向かない技法だとされています。その反面、轆轤仕事には無い柔らかさと、乾漆ならではの薄く丈夫な構造が、今迄の漆器には無い機能と見た目を生み出し、そこに鎌田ならではの感覚がプラスされ現代的な塗りの器を生み出したのだと思います。食器としての使い方、メンテナンスはいま迄の陶磁器とさほど変わらない鎌田さの器、そのしっとりとした漆の美しさを、自分の生活に取込んでみようかな、と思っていただける機会になれば大変嬉しく思います。

ギャラリーYDS 店主

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 <鎌田克慈> 甲盛長方弁当箱1039 溜 

■ サイズ:縦8.3×横20.6×高さ9.4cm

価格: 46,000円(税別)

  

 <鎌田克慈> uneri-34 溜 uneri-34 赤

■ サイズ:高さ4.0cm×径15.4cm:溜      ■ サイズ:高さ4.0cm×径15.4cm:赤

価格: 16,000円(税抜)

 

<鎌田克慈> 飯椀17 溜    飯椀17 黒 

■ サイズ:高さ5.1cm×径13.5cm

価格: 12,000円(税抜)

 

<鎌田克慈> 盃38 黒   盃38 赤

■ サイズ:高さ2.5cm×径9.1cm

価格: 9,500円(税抜)

 

<鎌田克慈> ぐい呑C 41 赤 

■ サイズ:高さ3.6cm×径 8.2cm

価格: 9,500円(税抜)

 


 <鎌田克慈> 長手重ね箱1022 溜 

■ サイズ:縦9.5×横27.4×高さ10.4cm

価格: 110,000円(税抜)

 


 <鎌田克慈> 刳足皿(小)1013 黒 溜

■ サイズ:縦18.0×横18.0×高さ1.9cm

価格: 17,500円(税抜)

 

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艸田正樹 × 鎌田克慈 二人展 作品紹介1  2月21日〜3月1日

 北陸の地、 金沢でガラスのうつわを制作されている艸田正樹(くさだまさき)さんは、ピンブロウと呼ばれるテクニックで器作りをされています。それはオーソドックスな吹きガラスとは異なり、熱いガラスの固まりに湿らせた新聞紙を優しく突き刺していきます。するとどうでしょう、新聞紙に含まれていた水分が蒸気となり、ガラスが ゆっくり・ゆっくりと膨張をはじめます。吹きガラスと同様、熱いガラスの付いた竿はそれと同時にかなりの早さでクルクルと回転をあたえ、その遠心力で見事に熱いガラスの塊が器へと変化して行くのです。この工程を文書で説明するのはとても難しいのですが、他のガラスの製法とは異なり、人為的な力が殆んど加わらない、3つの自然の力学とガラスの温度差という、4種類のエネルギーによってひとつの美しい作品が生まれていきます。

◆水蒸気の膨張 ◆竿の回転による遠心力 ◆地球の重力 ◆ガラスの温度差 

そして、主な制作の場である牧山のガラス工房は、全国のなかでも透明度の高いクリアーなガラスが溶けている溶解炉があることで広く知られています。人が手を加えれば加えるほど力と透明度を失っていくガラス。艸田さんの手は、そのことをあたかも知っていたかのように、やさしく・やさしく、大きな波を水面に立てないかのように、ガラスという繊細な水に美しく優しい水紋を描き出しているように感じます。

ギャラリーYDS 店主

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 <艸田正樹> やわらかな方位 i-ML

■ サイズ:高さ5.6cm×径16.0cm

価格: 5,000円(税別)

  


<艸田正樹> 砂漠の向うに i ? - L

■ サイズ:高さ8.6cm×径12.3cm

価格: 5,000円(税抜)


 


<艸田正樹> うつくしい水たまり h-MS

■ サイズ:高さ4.6cm×径26.9cm

価格: 20,000円(税抜)


 



<艸田正樹> 「酸素の国」 f

■ サイズ:高さ10.0cm×径7.7cm

価格: 4,500円(税抜)


 

<艸田正樹> 「雲にのぼる?」 g - MS

■ サイズ:高さ  cm×径   cm

価格: 20,000円(税抜)


 

 <艸田正樹> 「雲にのぼる?」 g - MS

■ サイズ:高さ   cm×径   cm

価格: 20,000円(税抜)


 

 <艸田正樹> 「雲にのぼる?」 g - M   写真中央

■ サイズ:高さ   cm×径   cm

価格: 


 

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「白瓷印花石 紋六角盤」原田譲さんの作品入荷のお知らせです。

原田譲 白瓷印花石 紋六角盤

■サイズ:φ21.3cm×高さ2.0cm
■価格:8,200(税抜)
台湾茶の茶盤としても使われていて、リクエストの多かった原田譲さんの「白瓷印花石 紋六角盤」が入荷して来ました。前回お届けいただいたうつわよりも、より陽刻の文様がはっきりと際立って美しく感じます。いつもお客様には私が使い込んだうつわをお見せするのですが、日々使っていくことで淡い黄色みを帯びた美しい象牙のような雰囲気に変わってきます。変化を望まない洋食器に比べ、使うことで自分だけのうつわへと育てていくのも、うつわを愉しむひとつの醍醐味かもしれませんね。

ギャラリーYDS 店主 

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艸田正樹 × 鎌田克慈 二人展 2015 / 2 / 21〜3 / 1

 

「ピンブロウ」と「乾漆」

 自然が生み出す「 柔らかく 揺らぐような曲線 」
 艸田さんの「ピン・ブロウ」は高温に溶けたガラスを鉄の棒に取り
息を吹き込むのでは無く、紙に含ませた水分が水蒸気になる力と棒を
まわす遠心力のみを利用しガラスを成形していきます。一方、鎌田さ
んの「乾漆」は、轆轤仕事では表現出来ない世界を木型を使いながら
麻の布と漆を主原料に使い、その微妙な揺らぎの世界を器の中に閉じ
込めました。
互いに生産性を求められる器づくりには向かないとされる技法を選ん
だことに、まずこのお二人の物づくりへの姿勢が垣間見えてきます。
そして、そのことが他のつくり手とは違う作品を生み出す一歩に繋が
ったのだと考えられます。現在、石川県内にてそれぞれの制作拠点を
構えておられる二人ですが、お互いがどんなお仕事をされているのか
多少の面識はあったものの、今回、この京都での展示会が初めての二
人展となります。
「うつわとは何か」彼らだけでなく、今年の2月に4周年を迎える
YDSギャラリーにとっても原点に立ち返る大切な機会となりそうです。
Shop&Gallery YDS 店主

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◆開 催 期 間 :2015年2月21日(土)〜3月1日(日)

 ◆時   間  :11:00〜18:00 最終日は17:00時まで

◆作家在廊日:21日・22日

目の眼オンラインサイト「京都迷店案内」にてYDSをご紹介いただいてます。

骨董雑誌として有名な「目の眼」そのオンラインサイトに「京都迷店案内」という連載がございます。第壱拾九回の今回「ギャラリーYDS」を取材いただきました。宜しければリンク先ご覧下さい。

http://menomeonline.com ←目の眼
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陶芸家「 鶴野啓司 」さんの作品お取扱がはじまりした。

 益子町で穴窯による焼物を制作されている鶴野さんは、栃木県生れの生粋の地元民です。昨年の暮れに思い立って電車とバスを乗り継いでわたしが益子を訪ねた最大の理由は、彼にお会いすることでした。2年程前から作品だけが脳裏に焼き付いて、いったいどんな方なのか ?  事前の情報を何も持たないまま、その地域唯一のコンビで待ち合わせをしました。今になってみても、作家さんのもとを訪ねるときはかなりの緊張と不安がやってる。それは相変わらずですが、それ以上の期待と好奇心が、このからだを突き動かしているのだと思います。


そんな中での鶴野さんとの初顔合わせは、挨拶をしたと同時にあっという間に気持ちがほぐされていく感覚でした。ご自宅に入れて頂き、作品の置かれた部屋へと通していただいたわたしは、とにかく、あっちにも・こっちも目がいき、部屋の中をウロウロとしながら何度も作品に手に取っては眺めてを繰り返していました。焼締め・化粧土・釉薬ものと、食器類から花器に至るまで「ガ ツ ン」と力のある作品に見入ってしまったのです。今まで拝見した作家さんの中でも、特に「土」焼物は「土」なんだと思わせてくれる作品でした。

そして恒例になっている窯の見学をさせていただいたのですが「あれっ!!」どこかで拝見したことがある窯だな、、、とすぐに気が付く訳です。それもそのはず、わたしがギャラリーをはじめた頃、まだ何の知識の持た無い頃に、知人の陶芸家さんのご好意で、茨城にある薪窯焚きを手伝いに行かせて頂いた、その時に初めて触れた窯「行って来い」と呼ばれている薪窯にうりふたつだったのわけです。よくよくお話しをお聞きしていると、どうやらその窯をモデルにして、鶴野さん自身が築窯されたと言うことなのです。当時は聞けなかった窯の特徴を訊ねたり、どのようにして焼き上げるのか、などなど、あの当時には思いつくことすら出来なかった楽しい会話で時間が過ぎて行きました。


今回の入荷では【粉引飯椀・粉引汲み出し・白化粧平鉢・灰釉平鉢・白釉窯変角皿・白釉窯変沓鉢】に加え、下記でご紹介している花器が入荷して来ています。展示会は年にほんの数回しかされない作家さんなので、こちらで個展をしていただける機会は巡ってくるのか、なかなか遠い道のりになる予感です。2月19日までYDSの常設展で展示しておりますので、是非手に取ってご覧になって頂きたいと思います。


ギャラリーYDS 店主

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鶴野啓司 粉引花生 
■サイズ:φ12.3cm×高さ11.2cm
■価格:15,000(税抜)
 

まだ精製されていない元土を手に入れたり、益子では焼物に不向きと言われている土にも挑まれている鶴野さん。そのことは粉引のような化粧土の焼物にも、内からじわじわ滲み出てくる土の力が感じられる作品になっています。そして薪による焼成が微妙な赤みおびた表情になり、さらなる魅力をプラスしてくれています。


 鶴野啓司  白化粧灰釉掛花 

■サイズ:φ8.9cm×高さ7.3cm
■価格:8,000(税抜)

白化粧に透明な灰釉が施された小さな掛け花。まずこれを見て粉引のような下仕事がされていると分かる方は少ないかと思います。極めて鉄分の多い粗い土を使われている鶴野啓司さん。そのことが市販の土や釉薬には出せない焼き上りを魅せてくれます。小粒ながら、グッと惹きよせられる力があります。


 


鶴野啓司  焼〆小壷 
■サイズ:φ14.8cm×高さ11.5cm
■価格:20,000(税抜)

焼〆の小壷。作品の火前と後ろでは全く違う顔をみせてくれるのがとても面白いポイントだと思います。画像には写っていませんが、底面の高台として削り出された赤い土の色。とても魅力ある表情ながら、石まじりの元土を使うことは、毎回水漏れとの戦いだとおっしゃられています。





鶴野啓司  灰被花生
■サイズ:φ11.4cm×高さ12.4cm
■価格:20,000(税抜)

灰被りによるダイナミックに流れ出した自然釉。窯を開けてみるまで分からないのが焼物の楽しさと難しさなのだと思います。「くるり・くるり」と回すことで、生ける花や置く場所の雰囲気をガラッと変えてくれる花器だと思います。

飯椀や汲み出しなど、また改めてご紹介したいと思います。
今しばらく御待ち下さい。

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Discover Japan 2015年 10月号  知らずに語れない「京都の定番」



今回のDIscoverJapan10月号では「門外不出希望の京みやげ」と言うことで、わが家では50年以上前からお遣いものとして皆様にお渡ししたりしている「京華堂 利保の濤々」をご紹介させていただきました。川端二条の東に入った店舗でしか販売していないそのお菓子は、大徳寺納豆入りの餡を麩焼き煎餅で挟んだシンプルな見た目ですが、くせの有る大徳寺納豆が練り込まれた餡と、硬めに焼かれた麩焼き煎餅とのコントラストが、お抹茶にもピッタリの一品です。ん、、、本当はお教えしたくなかったわが家の名菓でした。YDS店主

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