【Gallery space】作家の器と生活道具のお店 ショップ & ギャラリーYDS
◆お問合せ先:京都市中京区新町通二条上る二条新町717 TEL : 075-211-1664
H P : http://www.takahashitoku.com/yds/
今年の秋よりお取扱いを始めましたRe:planterさんのスペースコロニー。自然界の営みを小さなガラスの球体に表現した作品は、作者の村瀬さんならではの独自の世界観が表現された生命体の縮図でもあります。見た目やデザイン、その都会的な感覚が先に立ってしまうのはしかたないかもしれませんが、インテリアの一部として室内に取込んで、今の生活スタイルに溶け込ませた発想はとても素晴らしいと思います。
水と光のコントロールによって、私達生命が生かされていることを間近で感じることが出来るこの作品は、彼なりの視点で長年自然界を見つめて来た発見や驚きが詰まっています。傍に置くことで、毎日お世話することで、あなた自身がその変化に気が付いた時、より生命の不思議に近づくことが出来るのだと思います。
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別冊Discover Japan うつわ作家の食器棚 にて東京都青梅にて、ご夫婦で作陶を続けておられる志村睦彦さん、宮岡麻衣子さんがご紹介をされています。雑誌を手にする前はもしかして?と思っていたのですが、やはり表紙を飾っていたのはご夫妻の食器棚でした。
二人は瀬戸の専門学校で焼物を学ばれ、現在は花月窯という陶工房をたちあげ制作をされています。修行時代は展示会や骨董店だけではなく中国古陶磁の発掘や研究のお手伝いもされていたそうで、私が初めて工房に伺った時には本当にもの静かな雰囲気で、いったい何を話していけばいいのだろうと一瞬戸惑ったこともありました。でも、一旦焼物や大好きな骨董のお話しになると、まるで時間が経つのを忘れてしまうほどに沢山のお話しが飛び出てきます。青磁や三島手、鶏竜山の趣がある鉄絵などを作風にされている志村さんと、有田を中心とする古伊万里の器に憧れを持たれている宮岡さんですが、二人の視線の先に思い描いている理想の焼物の姿は、いったいどんな姿をしているのか、とても気になります。中国から朝鮮、そして日本へと焼物が伝わり広がっていった訳ですが、先日まで京都の国立博物館で開催されていた清朝陶磁の展示を私自身が拝見しながら、お二人の古陶磁へのあこがれる気持が、違う視点ではありますが、少しばかり分かった気持になりました。互いの国から視点を変えて見たり、時代と共に変化して行く作風を単純に追っていくだけでも楽しかったのですから、当時の窯や、どんな状況で焼物が作られていたのかを考えながら発掘したり、実際に触れながら体感した二人が作る器は、これからも探究心が衰えることは無いのだと思います。志村さんと宮岡さん、お二人がその視線の先に描いている理想の姿を、これからもそっと横で見て行ければ嬉しく思います。
お二人の作家活動の場は現在、関東エリアが中心ですが、来年の◆2月22日 〜 3 月2日の期間。関西エリアで初めての展示会をYDSで開催させていただきます。骨董での設えと、台湾茶人のPeruさんによる、お二人の道具を使った贅沢なお茶会も開催いたします。どうかご案内を楽しみに御待ち下さい。
二人展 ー陶ー 志村睦彦 × 宮岡麻衣子 2014年2月22日〜3月2日 ギャラリーYDS
別冊Discover Japan うつわ作家の食器棚 購入先
http://www.sideriver.com/ec/products/detail.php?product_id=18326
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