July 2017  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

陶芸家「 竹下鹿丸 」さんの作品お取扱がはじまりした。


<益子へ竹下鹿丸さんを訪ねて>

 2月11日の建国記念日の朝、東京の秋葉原よりバスに乗り込み出掛けた先は益子でした。偶然にも40年の時を経て濱田 庄司の登り窯に火が入り、窯焚きをしている益子参考館にも偶然に立寄ることが出来きました。巨大な登り窯に火が入ることで、まるで息を吹き返した生き物が如くモクモクと煙と炎を上げるその姿は、まさしく人と炎と窯が一体になり、今まで死んでいたかのように眠っていた窯と、窯場がとても大きなエネルギーに包まれ、まるで別の場所を訪れたかのように感じられました。奇しくも、現在京都の五条坂界隈には五つの登り窯が存在しています。が、これはもちろん現役の窯としては使用されているはずも無く、文化的な側面からの保存・活用がされている窯は、その中でも河井寛次郎記念館の登り窯一基のみとなっています。(※現在、京都の大学・市民レベルで五条界隈の登り窯保存と復活の取組みがスタートしたばかりです。)


そんな感慨深いことを心の片隅で感じながら、今回の旅で工房を訪ねさせていただいたのは、穴窯による焼き〆の器を中心に制作されている「竹下鹿丸」さんでした。西日本のエリアではほとんど名前を聞くことの無い陶芸家さんですが、益子の荒々しい陶土を中心に、自身で設計・構築した窖窯の特性を研究し、日々改良を重ねていくことで、窯内部の複雑な温度上昇をコントロール、火前、火後ろと、それぞれの場所に合った原土の選択や調合をされています。

ご両親の代から益子の地で焼物をはじめられ鹿丸さん。彼で陶芸家二代目となる訳ですが、その飾り気がない人柄、そして木訥とした潔さが、焼き〆や自然灰釉を使った器、ときには磁器の薪窯焼成をされて創り出される作品に現れています。一般的に陥りがちな必要以上の過剰な薪窯への意識が無く自然体であるところ、やはりそれが鹿丸さんの鹿丸さんらしい所以なのかもしれません。そしてそのことは、東日本大震災震→翌年には益子で起った竜巻。そんな立て続けに襲った大きな災害にあっても、自分のやるべき仕事をただ真っすぐに見据える姿勢、がそのことを顕著に表しています。優しくありながらも鋭い表情、現代のあるべき焼〆のスタイルを彼自身の生き方が作り出しているのだと思います。

竹下鹿丸 プロフィール
1977年 栃木県益子町生まれ
1998年 栃木県立窯業指導所卒
2000年 栃木県益子町にて薪窯を築く
2015年 現在、栃木県益子町にて作陶




ギャラリーYDS 店主

=====================================

 

<掲載商品のお問合せはこちらまで> 
 

電話 075-211-1664 FAX 075-231-2161
またはこちらのお問合せフォームより

※遠方にお住まいのお客様は、お電話、メール、FAXでのご注文も可能でございます。
メールの場合は詳しいお写真を添付させていただくこともできます。
どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

【Gallery space】作家の器と生活道具のお店 

 ショップ&ギャラリーYDS

京都の佇まいが今でも多く残る町並みのなかに、ゆったりとした時間の流れるお店を営んでいます。陶芸・ガラス・木工・漆・金工など、器や生活道具を中心としたセレクトで日本の美しい手仕事を御紹介しています。☆企画展・イベントも随時開催。

〒604−0013京都市中京区新町通二条上ル二条新町717
電話 075-211-1664 FAX 075-231-2161

OPEN:11:00〜18:00 営業日:月曜日〜土曜日 
※日曜日・祝日・第2土曜日は予約があった場合のみ営業します。
お気軽にお電話またはメールにてご予約ください。
(年末年始とお盆を除く)
※企画展開催日以外は常設展示にて通常営業致しております。

 H P    : http://www.takahashitoku.com/

地図:GoogleMAPで見る

pagetop