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尾形アツシさんのうつわ入荷のお知らせ



半年ぶりに奈良県榛原で作陶されている尾形アツシさんの工房を訪ねてきました。
刷毛目皿・刷毛目鉢・刷毛目汲み出し・刷毛目飯椀に、割れ粉引と呼ばれている土化粧のコップなど、
30点余りを連れて帰って来ました。是非3階の常設室でごゆっくりとご覧下さい。

YDS店主

鶴野啓司さんのうつわ入荷のお知らせ



栃木県の益子で作陶されている陶芸家「鶴野啓司さん」のうつわが入荷してきました。少量ですが定番の粉引から、焼物としては成形の難しい関東ローム層の下部から採取できる土を使った小皿・蕎麦猪口サイズの片口、薪窯の魅力が前面に出た角皿まで、鶴野さんらしい土の力がシッカリと残った焼物が届いております。 YDS店主

井上美樹さんのガラスのうつわが入荷しました。

 
井上美樹さんのガラスのうつわが入荷しております。片口や三角形をベースにしたガラスのコンポートなど、美樹さんの持っておられる柔らかなリズムと優しがうつし出された作品が、透明なガラスの特性を伸びのびと活かしている様に感じます。その他、まだまだ寒さの厳しい2月初旬ですが、各地のガラス作家さんの作品も充実しております。 YDS店主

小嶋亜創さんのうつわ 入荷しました。



年始め最初の作品入荷は小嶋亜創さんのうつわ73点。長野県で作陶をしている亜創さんは、生活の中心に常に家族の姿と稲作があり、四季の移り変わりを肌で感じながら、ただひた向きに土と炎に向かい続けている作り手さんです。少し民芸の雰囲気が全面に出た、ざっくりとしたうつわたちですが、どこかモダンな美しさも感じるのは私だけでしょうか。。。久しぶりに沢山の入荷、とても嬉しい年始めになりました。 YDS店主

種子島 野口悦士さんの作品が入荷しました。





種子島窯「 野口悦士」さんの工房を訪ねて

 

ギャラリーYDSをオープン以来初めてとなる九州訪問では、一路、種子島を目指すことを決めていました。まだ、わたしが多くの作家さんを知らない頃、都内のお店で惹かれるように手に取ったのが野口悦さんの焼き〆の急須でした。いったいどんな方なのだろう?とお名前を頼りに展覧会情報などを探して、個展に訪ねて行ったことを今でも鮮明に覚えています。それから4年、やっとのことで工房への訪問が叶う事になりました。

種子島には江戸時代「熊野焼」(よきのやき)という生活に密着した焼物がありましたが時代の流れと共に途絶えてしまったそうです。その種子島での焼もの復活に人力されたのが、陶芸家「小山冨士夫」さんと、野口さんの師匠でもある唐津の「中里隆」さんになります。お二人によって昭和47年に開窯された「種子島窯」は、現在の野口さんの制作の場となっています。

新たにスタートした種子島焼は、使う土、焼き方、焼かれる器も江戸時代の時とは、全くことなります。南蛮風の焼き〆で、やわらかく雅致のある焼き上がりのうつわが、三基の薪窯と作り手の愛情によって産み出されています。


 
「使うことでうつわは完成する」師匠の言葉を実直に守り抜いているかのように、野口さんのうつわは、使われることで美しく変容していきます。わたしの焼き〆への感心の扉をそっと開けてくれたのが、きっとあの時の野口さんの急須だったんですね。

 
ギャラリーYDS 店主



<入荷品目5/21>

 

灰埋だるま徳利

灰埋角徳利

角徳利

すり鉢

片口

小鉢(5客)

長皿

長皿

輪花皿

輪花皿

六寸皿

六寸皿



 

 

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〒604−0013京都市中京区新町通二条上ル二条新町717
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山口利枝さんの作品お取扱がはじまりました。




 

山口利枝さんは、先日の九州出張で訪ねてきた作り手さんの一人です。
鹿児島出身の彼女は兵庫県の大学を卒業後、京都府亀岡市におられる陶芸家「藤塚光男」さんに師事され、2002年に地元に戻り独立後を果たされ13年が経ちます。今回の工房訪問で彼女が一歩いっぽ自身の道を歩んでこられた様子、それがお話しを伺っている私にもしっかり感じ取れたことが、いちばん嬉しく思われました。初めてうつわを手にした時の優しく寄り添ってくれるような感覚、それは利枝さんのうつわを使っている方の多くが感じ取ってくれている部分だと思います。

 

利枝さんにお会いする以前に私が購入して使っていた同タイプのお皿が、この写真にも写っているのですが、使い勝手が良いからと友人が持って行ってしまった過去があります。時おりそのお宅に行くのですが、結構な頻度で「その」お皿が食卓にあがります。「これホントよく使うのよ!」私 。。。(笑)それだけ愛情を注いでもらっているのなら仕方ないかな、と最近は思うようになりました。

ギャラリーYDSの取扱作品のなかでも、比較的少なかった磁器や染付けのうつわ達。少しずつ充実して来ました。
次回は種子島の作家さんのご紹介です。


ギャラリーYDS 店主



 

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陶芸家「 竹下鹿丸 」さんの作品お取扱がはじまりした。


<益子へ竹下鹿丸さんを訪ねて>

 2月11日の建国記念日の朝、東京の秋葉原よりバスに乗り込み出掛けた先は益子でした。偶然にも40年の時を経て濱田 庄司の登り窯に火が入り、窯焚きをしている益子参考館にも偶然に立寄ることが出来きました。巨大な登り窯に火が入ることで、まるで息を吹き返した生き物が如くモクモクと煙と炎を上げるその姿は、まさしく人と炎と窯が一体になり、今まで死んでいたかのように眠っていた窯と、窯場がとても大きなエネルギーに包まれ、まるで別の場所を訪れたかのように感じられました。奇しくも、現在京都の五条坂界隈には五つの登り窯が存在しています。が、これはもちろん現役の窯としては使用されているはずも無く、文化的な側面からの保存・活用がされている窯は、その中でも河井寛次郎記念館の登り窯一基のみとなっています。(※現在、京都の大学・市民レベルで五条界隈の登り窯保存と復活の取組みがスタートしたばかりです。)


そんな感慨深いことを心の片隅で感じながら、今回の旅で工房を訪ねさせていただいたのは、穴窯による焼き〆の器を中心に制作されている「竹下鹿丸」さんでした。西日本のエリアではほとんど名前を聞くことの無い陶芸家さんですが、益子の荒々しい陶土を中心に、自身で設計・構築した窖窯の特性を研究し、日々改良を重ねていくことで、窯内部の複雑な温度上昇をコントロール、火前、火後ろと、それぞれの場所に合った原土の選択や調合をされています。

ご両親の代から益子の地で焼物をはじめられ鹿丸さん。彼で陶芸家二代目となる訳ですが、その飾り気がない人柄、そして木訥とした潔さが、焼き〆や自然灰釉を使った器、ときには磁器の薪窯焼成をされて創り出される作品に現れています。一般的に陥りがちな必要以上の過剰な薪窯への意識が無く自然体であるところ、やはりそれが鹿丸さんの鹿丸さんらしい所以なのかもしれません。そしてそのことは、東日本大震災震→翌年には益子で起った竜巻。そんな立て続けに襲った大きな災害にあっても、自分のやるべき仕事をただ真っすぐに見据える姿勢、がそのことを顕著に表しています。優しくありながらも鋭い表情、現代のあるべき焼〆のスタイルを彼自身の生き方が作り出しているのだと思います。

竹下鹿丸 プロフィール
1977年 栃木県益子町生まれ
1998年 栃木県立窯業指導所卒
2000年 栃木県益子町にて薪窯を築く
2015年 現在、栃木県益子町にて作陶




ギャラリーYDS 店主

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「白瓷印花石 紋六角盤」原田譲さんの作品入荷のお知らせです。

原田譲 白瓷印花石 紋六角盤

■サイズ:φ21.3cm×高さ2.0cm
■価格:8,200(税抜)
台湾茶の茶盤としても使われていて、リクエストの多かった原田譲さんの「白瓷印花石 紋六角盤」が入荷して来ました。前回お届けいただいたうつわよりも、より陽刻の文様がはっきりと際立って美しく感じます。いつもお客様には私が使い込んだうつわをお見せするのですが、日々使っていくことで淡い黄色みを帯びた美しい象牙のような雰囲気に変わってきます。変化を望まない洋食器に比べ、使うことで自分だけのうつわへと育てていくのも、うつわを愉しむひとつの醍醐味かもしれませんね。

ギャラリーYDS 店主 

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陶芸家「 鶴野啓司 」さんの作品お取扱がはじまりした。

 益子町で穴窯による焼物を制作されている鶴野さんは、栃木県生れの生粋の地元民です。昨年の暮れに思い立って電車とバスを乗り継いでわたしが益子を訪ねた最大の理由は、彼にお会いすることでした。2年程前から作品だけが脳裏に焼き付いて、いったいどんな方なのか ?  事前の情報を何も持たないまま、その地域唯一のコンビで待ち合わせをしました。今になってみても、作家さんのもとを訪ねるときはかなりの緊張と不安がやってる。それは相変わらずですが、それ以上の期待と好奇心が、このからだを突き動かしているのだと思います。


そんな中での鶴野さんとの初顔合わせは、挨拶をしたと同時にあっという間に気持ちがほぐされていく感覚でした。ご自宅に入れて頂き、作品の置かれた部屋へと通していただいたわたしは、とにかく、あっちにも・こっちも目がいき、部屋の中をウロウロとしながら何度も作品に手に取っては眺めてを繰り返していました。焼締め・化粧土・釉薬ものと、食器類から花器に至るまで「ガ ツ ン」と力のある作品に見入ってしまったのです。今まで拝見した作家さんの中でも、特に「土」焼物は「土」なんだと思わせてくれる作品でした。

そして恒例になっている窯の見学をさせていただいたのですが「あれっ!!」どこかで拝見したことがある窯だな、、、とすぐに気が付く訳です。それもそのはず、わたしがギャラリーをはじめた頃、まだ何の知識の持た無い頃に、知人の陶芸家さんのご好意で、茨城にある薪窯焚きを手伝いに行かせて頂いた、その時に初めて触れた窯「行って来い」と呼ばれている薪窯にうりふたつだったのわけです。よくよくお話しをお聞きしていると、どうやらその窯をモデルにして、鶴野さん自身が築窯されたと言うことなのです。当時は聞けなかった窯の特徴を訊ねたり、どのようにして焼き上げるのか、などなど、あの当時には思いつくことすら出来なかった楽しい会話で時間が過ぎて行きました。


今回の入荷では【粉引飯椀・粉引汲み出し・白化粧平鉢・灰釉平鉢・白釉窯変角皿・白釉窯変沓鉢】に加え、下記でご紹介している花器が入荷して来ています。展示会は年にほんの数回しかされない作家さんなので、こちらで個展をしていただける機会は巡ってくるのか、なかなか遠い道のりになる予感です。2月19日までYDSの常設展で展示しておりますので、是非手に取ってご覧になって頂きたいと思います。


ギャラリーYDS 店主

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鶴野啓司 粉引花生 
■サイズ:φ12.3cm×高さ11.2cm
■価格:15,000(税抜)
 

まだ精製されていない元土を手に入れたり、益子では焼物に不向きと言われている土にも挑まれている鶴野さん。そのことは粉引のような化粧土の焼物にも、内からじわじわ滲み出てくる土の力が感じられる作品になっています。そして薪による焼成が微妙な赤みおびた表情になり、さらなる魅力をプラスしてくれています。


 鶴野啓司  白化粧灰釉掛花 

■サイズ:φ8.9cm×高さ7.3cm
■価格:8,000(税抜)

白化粧に透明な灰釉が施された小さな掛け花。まずこれを見て粉引のような下仕事がされていると分かる方は少ないかと思います。極めて鉄分の多い粗い土を使われている鶴野啓司さん。そのことが市販の土や釉薬には出せない焼き上りを魅せてくれます。小粒ながら、グッと惹きよせられる力があります。


 


鶴野啓司  焼〆小壷 
■サイズ:φ14.8cm×高さ11.5cm
■価格:20,000(税抜)

焼〆の小壷。作品の火前と後ろでは全く違う顔をみせてくれるのがとても面白いポイントだと思います。画像には写っていませんが、底面の高台として削り出された赤い土の色。とても魅力ある表情ながら、石まじりの元土を使うことは、毎回水漏れとの戦いだとおっしゃられています。





鶴野啓司  灰被花生
■サイズ:φ11.4cm×高さ12.4cm
■価格:20,000(税抜)

灰被りによるダイナミックに流れ出した自然釉。窯を開けてみるまで分からないのが焼物の楽しさと難しさなのだと思います。「くるり・くるり」と回すことで、生ける花や置く場所の雰囲気をガラッと変えてくれる花器だと思います。

飯椀や汲み出しなど、また改めてご紹介したいと思います。
今しばらく御待ち下さい。

ギャラリーYDS 店主 

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